昨日「プチ浮気調査」、「プチ家出調査」等の「プチ」に異論を唱えましたが、
あと他の探偵社のホームページで違和感を感じざるを得ないのが、下記の点です。
①「浮気調査№1」という宣伝文句で、類似した「浮気調査1位」等を含めると、
一体、全国でどれだけ多くの№1探偵社があるのか?という事で、これは自社で
判断するのではなく、お客様がご判断されることだと思いますが、初めて探偵社
をお探しの人は、このキャッチコピーを鵜呑みにしては行けません。弊所では、
とても「浮気調査№1」とは、よう宣伝しませんが、№1を目指して取り組んで
いる姿勢は間違いないです。
②「お客様満足度98%」の98%程度が一番多いようですが、これも大抵は
自社で勝手に判断されているキャッチコピーだと感じます。
③「ご依頼件数が月間500件~」、「年間5000件~」というのも業界人
としては信じ難い多い件数で、例えば、1日に15件、1か月30日として、
月間450件という計算になりますが、調査の依頼内容は分かりませんが、
1日に15件もの調査を処理しようとすれば、相当数の下請け業者に調査を
丸投げしたり、人員1名で処理しないと不可能な数字で、私の知る限りでは、
量と質は反比例しますので、高品質の調査を維持するのは困難だと思います。
それ以前に数字そのものが、お客様満足度と同様に疑わしいですね。
④「成功報酬制で、結果が出なければ料金0」の特に「成功報酬制」が多く
なって来ているように感じ受けますが、この「成功報酬制」の定義をキチン
と明確にしておく必要があり、結果が出なければ料金¥0は人件費や交通
経費等を考えれば、有り得ないと思いますが...
何れにしても、一般個人のお客様は、紹介がない限り、今やホームページ
の広告で選択される人が多いことと思いますが、「探偵は一民間人で特別な
権限もなく、万能ではない」ということを念頭に置かれて、最初から詳細な
個人情報は出さなくて結構ですので、複数の探偵社にお問い合わせをされて
お客様ご自身の目で信用の出来る探偵社をお探ししてください。即日に決める
のではなく、時間をかけて選んだ方が絶対に良いです。あとマスコミへの露出
や有名人との対談等は、調査力には何も関係ありません。後者の対談の方は
そのような広告代理店のような会社があり、弊所にも時折、セールス電話が
ありますが、お金を支払えば、対談できるのです。その広告宣伝費は、多かれ
少なかれお客様の調査料金に反映されるでしょうから、広告宣伝に力を入れて
いる探偵社ほど調査料金は高いと思いますが...また、クレームの多い業界
なので、弊所でも正直あります。弊所の場合は、対象者に調査が気づかれた
モノが数件ですが、深追いし過ぎたと反省しています。逆の調査内容が浅い
等のクレームは0件です。それでは...
2014.10.9