- 兵庫県豊岡市の結婚調査を行った際の事例報告です。
- ご依頼者の子息と交際相手とは、既に「釣書」を交換しておられ、
その裏付けならびに家庭背景に関する調査のご依頼で、重要な
御指定項目もありました。
- 入念に下調べをして、図書館にも足を運び、現在は豊岡市ですが、
従前は○○郡○○村という過疎な場所です。
- 民家がポツンポツンとしか点在していない土地で、折角、この
ような遠隔地に行かせていただくのだから、必ず現地で取材(聞き
込み)を済ませてしまおうと心に決めていました(現地に訪問調査
の場合には必ず、その心構えで行っています)。
- 本人家族は大阪市住吉区に在住しているのですが、釣書に両親の
郷里も記載されており、両親は現在の豊岡市の出身ということでした。
- 大阪や関西でも祖父や曾祖父の代に九州や中国、四国、北陸方面から
分家して関西に根を下ろしている家庭が多く、そういう意味では関西
も寄合所帯の家庭が半数近く存在するんだなと思います。
- 結婚調査の場合、ネクタイをして訪ね歩くか否かはTPOに応じて使い分けて
おり、旧集落などに訪問する場合には、崩しすぎないレベルでの服装で
出かけます。そうしないとセールスマンに見えてしまうからということも
ありますし、実際にカジュアルな服装でも、見知らぬ人間が歩いている
だけでも目立つものです。
- 過疎な土地で一番、気を遣うのが、姓が異なっても親戚に訪問してしまう
ことで、そのため離れた場所から取材を行うのは、基本です。
- 現地に訪問して地元古老より「限界集落」という言葉を聞きましたが、
その通り、少子高齢化で、若者は学校を卒業して現地を離れ、専業農家
の数も減少する一方で、人口も減少の一途を辿っています。
- 結婚調査そのものは上手く行き、仕事を終えると、地産地消の浪費が
待っていますが、何も障害がなく、意義のある調査だったと思います。
- お二人には末永くお幸せになって欲しいものです。

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