重要なことだけを記載します。
⑨「餅は餅屋」で、私の知る限り、オールマイティーな探偵はまず存在しません。
どのようなことかと申しますと、「調査会社」の中に「探偵社」や「探偵事務所」が
存在する図式を把握しておく必要があると思います。
最も括りの大きな「調査会社」は、聞き込み主体の「信用調査」が得意な会社で、
こと探偵部門の調査会社は、個人に関する調査が最も得意です。法人調査が主業で
ある「帝国データバンク」や「東京商工リサーチ」とは、調査手法が異なり、代表者
等の個人は得意でも法人は不得手です。
「探偵社」や「探偵事務所」の過半数が、「追っかけ」という素行や浮気等の「尾行」
を得意にしており、これは各社の「料金表」を見れば、すぐ分かります。
「個人信用調査」や「結婚調査」、「法人(企業)信用調査」、「所在調査」等を
1件ではなく、1時間単位で料金算出するのはナンセンスで、そういった業者は、
上記した「信用調査」は不得手と断言して過言ではありません。
私は正直、「信用調査」が圧倒的に得意でキャリアも長いのですが、個人の私立
探偵なので、素行や浮気等の「尾行」の依頼もあります。1名で対応可能な事案は
殆どないので、その都度、お客様のために「腕利きの探偵」の応援・人選に頭を
悩ませていますが、全ては「お客さま」のためだけに例え「損を取って徳(得)
を取る」でも構わないのです。
盗聴器・盗撮器・電磁波に関する調査も同様に機材や知識もマチマチで、特化して
いる探偵を探すことが肝銘です。
⑩規模の大小は調査の優劣とは無関係です。ご相談~ご依頼は、顔の見える探偵
その者とやり取りする方が安心です。個人規模の私立探偵は、1クライアント1担当制
が多いのですが、営業と調査を分業にしている調査業者よりもずっと安心感があり、
カウンセラーと現場の探偵が別の業者は、必然的にお客様との距離感が増え、不安を
覚えると同時に料金が高いのは人件費を考えれば、明白です。
以上、今、気の付いたことを列記しました。ご参考までに。
2017.2.27