これは先月7月に痛感した言葉です。
どのようなことかと言いますと、素行・浮気等の行動調査については、
基本1名の私立探偵なので、通常は開拓した約10業者(うち半数は私と同じく1名の私立探偵)の
中で腕前上位より順に応援要請を行っています。色々と応援していただきペアを経験させていただき
ましたが、能力センス、経験は様々で、この程度で、これを生業にしているのか?と思えば、
この探偵は凄い!と思える個人や業者も数多く存在します。
私は、たった10前後の探偵社しか知りませんが、それでも能力差は大きく、例えば、1年365日中、
300日、行動調査を10年やっていれば、3000件の経験です。
何時も羨ましいと感じるのは、出来る探偵は、互いに無線やイヤホンマイクを使用して、一方の
探偵は車両をキチンと間に合うように回しているし、連携含めて本当に息の合ったコンビです。
それに引き替え、携帯やスマホで連絡し合っているレスポンスの悪い探偵も存在します。
私は、信用調査は行動調査の100倍以上の軽く数万件は処理して来ていますが、やはり
行動調査の絶対的経験値が不足しており、「必死のパッチ」精神だけでは、通用しない面も
多々あります。「先入観は禁物」は何時も思う事です。
張り込み中の居眠りや過度にスマホをいじる探偵は、論外で失格。
探偵は幅広い業務内容を扱っていても、得意、不得意分野あるもので、私は行動調査が
鬼門で「餅は餅屋」を何時も感じています。
行動調査の得意・上手な探偵社、私がお客様の立場だったら、これらの探偵に依頼を
したいと思いますが、全てが必ずしもHPの上位に顔を出している探偵社では
ありません。探偵の業界人でないと、少なからず分からない部分が多いのが
通常は馴染みのない不透明な業界の特色と言い得ると思います。