探偵という職業。これを生業にしている私は自営業者ですが、このビジネスは、
フロックの塊です。「フロック=まぐれ」は、必ず波があり、今は波が引き潮です。
だからこそ、このように投稿する時間もあります。
HPでリスティング広告を出したり、女性カウンセラー、離婚カウンセラー?がいる
ような分業制の探偵事務所は、間違いなく、調査費用は高い傾向にあります。
理由は簡単です。宣伝広告費、人件費を調査料金から徴収しないと成立しないからです。
調査料金が高い、調査内容がズサンはWパンチの痛手ですが、それでも平然とHPで堂々と
宣伝している探偵事務所が多いからこそ、斯業界は「胡散臭い」と認知されてしまう訳です。
「ターゲットを見間違えて別人を尾行した」、「成功報酬制なのに着手金○○万円が支払い条件だった」、
「その成功報酬システムで着手金を支払い契約したのに、全く連絡がない」等といったクレームをよく
耳にします。
非常識に思うのは、未だにHPで、代表者名を掲載していない探偵事務所が存在することです。
これは要注意、探偵事務所のサインですので、気をつけましょう。
私の経営ポリシーや人生哲学の1つに「ご縁」があります。
この「縁」がなければ、私のHPをクリックすることはありませんし、電話やメールでアクセスすることも
ないでしょう。然し、目に留めていただき、仮にご相談の電話等を受け、そのまま進展がなくても、私は
決して自分の方から「あの件は、その後、いかがでしょうか?」といった追っかけ電話等はしません。
それは、縁があるかないかは、お客様が決めることだという考えに基づいているからです。
仮にいくら探偵の仕事がヒマだからと言っても、そこまでして仕事が欲しいとは思いませんし、
それだったら自ら足を使って、調査の営業活動をして、弊社の認知度を自分の足で拡散するように
営業努力します。
HPだけで、集客しようとする探偵事務所が多い中、私は私なりの信念を持って、自分色の探偵事務所を
経営しています。
2021.3.26