例えば、「探偵 大阪」などでキーワード検索すれば、物凄い件数の
探偵社、探偵事務所のホームページを目にすることが出来ます。最大の
集客ツール、宣伝広告ですので、一昔前の電話帳広告からネット社会に
なってからは、当然の如く、ホームページが広告塔である訳です。
従って、各業者ともに専門業者に依頼したり、自前で制作したり、様々な
魅力的なキャッチコピーを考えて、SEOの順位を上げたりと大変です。
然し、お客様の不安を煽るような営業対応をしたり、成功報酬制の月間枠が
終わったばかりなので、通常料金体制になります等、よく耳にします。
本当にホームページだけでは見極めの難しいサービス業です。
私の業者選びのポイントとして申し上げたい点は、①お客様が消費者、お金をお支払する側
なので立場は絶対に優位。臆することなく、気になった探偵事務所に電話して、調査方法や
人員、アバウトな調査料金を必ず複数(出来れば3~4社)の業者からヒアリングしましょう。
その電話対応で半数に絞り込めると思います。②次いで、調査内容によりますが、キチンとした
契約書があるか否か?キャンセル料の規約、成功報酬の定義など疑問点は遠慮なく聞きましょう。
③お客様の「覚悟」が出来たら、絞り込んだ探偵事務所に足を運んでください。実在しない事務所
や人間が常駐していない事務所、レンタルオフィスは、相当に注意が必要です。④事務所に足を
運んだから「契約」ではありません。「相談」だけで良いので、一切、気を遣う必要はありません。
⑤「相談」されて、「あの件は…」というように後から営業電話をしてくる業者も要注意だと思います。
「虚飾」に満ちた宣伝広告は、見る人間が見れば、すぐに分かります。
通常、探偵事務所の相談は「無料」です。有料相談は法律事務所等です。弁護士紹介も普通は
「無料」である他、調査報告書も料金に入っているのが「普通」だと考えますが、これは業者に
よって様々な考え方があるようです。
「浮気調査」、「素行調査」等は、1時間の時間計算(タイムチャージ制)は理に適っていますが、
「結婚調査」、「個人信用調査」、「企業信用調査」を1時間の時間計算でお見積りする業者は
個人的にはオカシイと思います。1案件でのお見積りにしないと自社は「尾行」しか出来ない
業者と言っているようなものです。この点も過誤出来ない大きなポイントになります。
最後に申し上げたいのは、弊所はホームページでの調査依頼や相談件数も少ないですが、
相談だけで本格的な依頼にならなかったお客様とは、単にご縁がなかった。また、相談のお問い合わせ
もなく、他社様に調査依頼されたお客様とは無縁であったと考えれば、気が楽です。
私は弊所に接触してくださったお客様のみ大切に対応いたします。当然と言えば当然です。
そして「心血を注いで調査」して、最終的にお客様のお役に立てれば、至福の一言です。
2015.9.28