探偵社、探偵事務所の調査力には、その事業所の規模には全く関係なく
大きな違いがあります。大きな探偵社、探偵事務所でも中には優秀な探偵が
在籍し、私立探偵でも中には優秀な探偵が事業を営んでいるケースもあります。
ナイトショット機能付きのホームビデオカメラ1台しか撮影機材を所有して
いない探偵も多い業界です。僅か1台の撮影機材で、あらゆるシチュエーションに
対応できる訳がありません。尾行をやり遂げても決定的な瞬間を撮影で逃した場合、
その調査は失敗になります。証拠としての物証が撮影ですので、ホームビデオ1台で
探偵を職業としている人々が意外に多いウラ事情にビックリするのはお客様だけでは
なく、私も同感です。機材に頼り切る前に尾行術がある訳ですが、やはり現場に出て
つくづく感じるのは尾行も難しいですが、決定的な瞬間を綺麗に隠し撮影することが
如何に難しいことなのか?そのためにも機材には貪欲に投資しないと。そういう意識
の低い探偵も存在しますので、中身、実力の分かり難いf不透明な業種です。成功率や
成功事例、顧客満足度、集客のためなら何でもあり…一部、本当の業者様も存在しますが、
大部分は疑ってかかりましょう。文章にして宣伝するのは簡単ですが、その成果を
上げることがどれだけ難しくてプレッシャーのかかることなのか?現場で実務を
行っている探偵が一番、それを痛感しています。責任感が強い証拠です。大手と
呼ばれる探偵社、探偵事務所は、仮に1日に2~3組のお客様の調査依頼が重なれば、
必ず1~2組の調査班には素人同然のホームビデオカメラ1台(或いは会社から貸与で
所有していない)の探偵が入るものです。腕利きの優秀な探偵チームに当たるか否かは
時の運だと思います。個人で事業を営んでいる私立探偵には、そのようなハズレはありませんが、
通常は1日に1組のお客様の対応しか出来ないもので、小回り、融通は利きますが、キャパシティー
がありません。弊社は個人の私立探偵です。凄腕の探偵に応援してもらって一生懸命に調査を
行っています。「凄腕の探偵」って、私の知る限りでは、全国レベルで一握りだと思います。
2015.7.13