今から記載するのは、本当の話です。浮気、素行の行動監視調査の最中、
車両内で監視中に居眠りをする調査員が現実的に存在します。寝た人間は
たった5分寝ただけと言い訳し、その5分の間に対象者が動けば、どうなるのか?
外注業者に調査を丸投げすると、心配になって現場に視察に行くと、2名の調査員が
車の中で2名とも口を開けて寝ていたという話も時折、聞きます。車両内で長時間や
深夜にじっと監視していると、確かに睡魔に襲われることこもありますが、「寝る」と
いう行為は「職場放棄」であると共に「お客様への裏切り行為」です。起きている時は
例え優秀な探偵のつもりでも「寝る」という行為が「探偵失格」ですし、適正がないと
言わざるを得ません。実際に私もそのような人間を何度も見たことがありますが、違う
職業に転職すべきですね。この傾向は下請け、孫請けというようにお客様との距離が開く
ほど多いようです。それと、このような図式では、元請けに調査を失敗しているのに平然と
ウソをつく業者もあるそうで、私自身、知っているからこそ、基本は自分が現場に入らないと
気が済まないのです。監視の基本は、車中監視より「立り張り」というのが当たり前という
昭和の古い男ですが、ご縁があれば、宜しくお願いします。私は調査中には絶対に寝ません
し、失敗した場合、ウソでごまかしたりしません。
2015.5.11